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〒939-2366
富山県富山市八尾町保内1-6
技術紹介 ― 接点カシメのパイオニアによるソリューション
電気接点は、スイッチやリレーなど電子機器の心臓部です。最小サイズと容量で最大の機能を発揮する「接点機構」を追求してきたスペシャリストだからこそ、お役に立てるノウハウがあります。
既存製品の接点容量・サイズ・形状の見直し、省銀による接点コスト低減といったVAから、次世代製品へのVE活動までを視野に入れて、お客様のニーズにお応えします!
クラッド角接点
面一接点
自社設計のダイイングマシンと複合連続型を用いて、ワイヤー接点(クラッド材やAgムクなど)を切断しながら挿入・成形します。特にクラッド角接点は、スクラップ減につながります。高速自動で機械カシメする本方式は、製品相互のバラつきが極めて小さく、高品質で量産性を発揮します!
台材を挟んで成形して全面密着するため「電気熱伝導性」がよく、台材の大きな「放熱作用」によって冷却されます。接点は蓄熱による劣化のおそれがなく、サイズ・ボリュームダウンが可能になります!
下の断面図をご覧ください。赤矢印でカットすると、緑線付近は、台材と接点材の密着性が一段とアップします。これにより、接点のガタや脱落の心配はなく、保持力が保証されます。
リベット接点
溶接接点
一方、リベット接点や溶接接点は、従来多く用いられる電気接点です。
リベット接点は、多種多様な材質や形状を選ぶことが可能です。弊社でも数々の取扱がありますが、ワイヤー接点の挿入・カシメに比べると生産のスピードはダウンしますので、比較的少量生産に適しています。
溶接接点は、接点中央部の突起に大電流を集中させて溶着します。溶着面積は接点面積の数%に過ぎないため、接点開閉に伴う発生熱が台材に拡散するまで時間がかかり、蓄熱による温度上昇を招いてしまいます。
◆接点単価(調達もしくは製造コスト)の比較
ご参考までに、当社におけるVA(見積)実績をご紹介します。
実際のコストは、金や銀等の厚み(使用量)によって変動します。
また、金型費用等は加味しておりません。
主要設備・機器
<生産用>
ダイイングマシン:3~10t
パワープレス:20t
竪型射出成形機:20~60t
<工作用>
成形研削盤
フライス盤
放電加工機
ボール盤
<設計用>
CAD/CAM
<検査用>
投影機
工具顕微鏡
実体顕微鏡
ビッカース硬度計
マイクロスイッチ検査自動機
脱フロン・脱エタン洗浄装置
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